7/23 バッド・デイズ
(97アメリカ)
ハーヴェイ・カイテルとスティーブン・ドーフの共演が売りものの犯罪映画ということで多少期待するものがあったのだが、平凡な出来でいささかがっかりである。
「バック・ビート」のミュージシャンからガラリとイメージを変えたスティーブン・ドーフが犯罪者を、そしてそれを受けて立つハーヴェイ・カイテルが百戦錬磨の男をともに好演して面白い対照を見せてくれるのだが、映画そのものはそれを生かし切れておらず、あまり観るべきところのないものになっている。
「戦争の犬たち」のジョン・アーヴィンらしからぬ切れ味の悪さである。
製作・脚本 ケン・ソラーツ 製作 エブゼン・コーラー 監督 ジョン・アーヴィン
撮影 トーマス・バースティン 音楽 ステファン・エンデルマン
出演 ハーヴェイ・カイテル/スティブン・ドーフ/ティモシー・ハットン
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