1999年12月 NO.2
 
 
 
 
12/7 ぼくのバラ色の人生
(97ベルギー/仏/英)
 
 
 
  
 女の子になりたいという願望をもった7才の少年リュドビックが巻き起こす騒動を時にコミカルに、時にシリアスに描いたファンタジーである。 
 この映画ではまずなによりも色彩の美しさが眼を惹く。 
 化粧をし、スカートをはき、人形と遊ぶリュドビックの夢に合わせるように画面がファンタジックな色彩に溢れている。 
 こうした色彩の氾濫はすなわち少女世界に浸ることで感じるリュドビックの満ち足りた気持ちを表現しているにちがいない。 
 そしてそのことがこの映画の独特の個性にもなっている。 
 性同一性障害の少年をもった両親の戸惑いや悩み、そしてその事実とどう折り合いをつけていくかといったいくらでも暗くなってしまいそうな物語が陽性の明るさに満ちているのもこうした色彩設計が大きく作用しているといえるのだ。 

 リュトビックのこうした楽しみが隠れた遊びとしてだけで完結している分には問題は起きないかもしれないが、(というよりもむしろ問題を先送りにすると言いかえるべきだろうが)リュトビックはそのことを隠そうとはしない。 
 むしろ性同一性障害者としての自分を彼なりに積極的にアピールしていこうとするのである。 
 こうして彼の行動が家族や隣人たちを巻き込んだ騒動へと発展していくことになる。 
 始めはそれを子供の成長過程における一時的な異変だというくらいに軽く考えていた両親だったが、父親の上司の息子とリョドビックが妙な関係になり始めると、もうそんな悠長なことばかりは言っていられなくなってしまう。 
 結局、このことが原因で父親は会社をやめざるをえなくなり、せっかく住み慣れた家も引っ越しせざるをえなくなる。 
 そしてそうした不幸を招いた原因となったリュドビックに両親の非難が集中することになってしまう。 
 リュドビックのためには自分たちはどこまでも彼を守り抜かなければと考えていた両親も事ここに至ってはもう完全に切れてしまい、家庭崩壊寸前という状況にまで追い込まれてしまうのだ。 
 それとともに原色に彩られていた画面が暗く沈んだ色彩に覆われていく。なかなか巧みな演出だ。 
 果たして家族の再生はあるのだろうか、そういった展開が終盤の見せ場となっていく。 
 そしてその鍵を担うことになるのがリュドビックが夢中になって観ているテレビ・アニメの主人公「バム人形」というキャラクターである。 
 バービー人形を思わせるこのキャラクターにリュドビックは限りない憧れをもっており、将来は彼女のような素敵な女性になりたいと秘かに願っている。 
 そんな「バム人形」がもつれてしまった現実の糸を優しくほぐしてくれることになるのである。 
 ラスト・シーンでリュドビックと母親が紛れ込む「バムの世界」の幻想的な美しさこそがこの映画のすべてを集約しているといえるのではなかろうか。 
  
 リュドビックを演じたジョルジュ・デュ・フレネの可愛さは特筆モノだ。 
 彼の存在なくしてはこの映画はなかったのではと思わせるほどの適役であった。 
  


 
監督:アラン・ベルリネール 脚本:クリス・ヴァンテル・スタッペン
制作:キャロル・スコッタ 撮影:イブ・カーペ 音楽:ドミニク・カルダン
美術:ベロニク・ダルカン 衣装:カレン・ミュレール・スロー
出演:ジョルジュ・デュ・フレネ/ジャン=フィリップ・エコフェ
ミシェール・ラロック/エレーヌ・ヴァンサン/ダニエル・ハンセン
 
 
 
 
 
 
 
12/9 バンディッツ
(97ドイツ)
 
 
 
 
 刑務所で服役中の女囚4人がロック・バンドを結成。バンド名は「悪党」を意味する「バンディッツ」。 
 そのバンドが警察主催のパーティーで演奏を披露することになり、刑務所から移送されるが、その途中、警備の眼を盗んでまんまと脱獄に成功する。 
 そこから彼女たちの向こう見ずな逃走劇が始まっていくのだが、それと同時にレコード会社に持ち込んだデモテープがCD化されて発売され、それが次第にヒットの兆しをみせていく。 
 さらに警察の目を欺いた神出鬼没のライブ演奏を行っていくうちに、いつかバンドは若者たちの熱狂的な支持を受けるようになっていく。 
 ミュージック・ビデオを思わせるような凝った映像のライブ風景が突然物語のなかで披露されるという体裁をとりながら彼女たちの自由への逃走が続いていく。 
 どちらかというとオシャレな映画という印象だ。 
 と同時にどこかで観たことがあるような断片を巧みにつなぎ合わせて作り上げたという印象でもある。 
  
 この映画が作られたドイツでは100万人の観客を動員し、サントラ盤も4週連続1位のヒットを記録。 
 映画の内容同様に若者からの圧倒的な支持を集めたのである。 
 監督はこれが長編映画デビュー作となるカーチャ・フォン・ガルニエ。 女性監督である。 
  

 
監督・脚本:カーチャ・フォン・ガルニエ 脚本:ウヴェ・ウィルヘルム
撮影:トルスタン・ブロイアー 音楽:ペーター・ワイヘ/ウド・アーント/フォルヤー・グリペンストロー
出演:カーチャ・リーマン/ヤスミン・タバタバイ/ニコレッテ・クレビッツ
ユッタ・ホフマン/ハンネス・イェニケ/アンドレア・サバスキ/ヴェルナー・シュライヤー
 
 
 
 
 
 
 
12/9 アイスストーム
(98アメリカ)
 
 
 
  
 1970年代のコネチカット州を舞台に、2組の中流家庭の崩壊をアン・リー監督が例によってきめ細かく描いている。 
 コネチカット州というのはニューヨークに隣り合わせたところに位置する州で、ここに住んでニューヨークのマンハッタンあたりに通勤するというのがヤッピーたちにとっての一種のステータスになっているようだ。 
 主人公たちが住む高級住宅街の住人たちもほとんどがこうしたクラスの人物ばかりで、知的で豊かな生活を享受している。 
 だがそんな理想的に思えるような家庭にも実は寒々しい空気が流れていることが次第に見えてくる。 
 まずはケビン・クラインとジョアン・アレン夫婦の家庭ではそろそろ夫婦に倦怠の風が吹き始めており、夫婦そろってそのことでセラピーを受けている。 
 また隣家のジェミー・シェリダン、シガニー・ウィーバー夫婦の家庭も似たりよったりの状態で、おまけにシガニー・ウィバーがケビン・クラインと不倫の関係にある。 
 さらにケビン・クラインには大学生の息子ポールと高校生の娘ウェンディがおり、シガニー・ウィバーにもマイキーとサンディという息子がいるが、生意気盛りのウェンディがマイキーとつき合いながらも弟のサンディの性的好奇心を刺激するといったぐあいなのである。 
 またこうした閉塞状態のなかでジョアン・アレンが衝動的に万引きをしてみたり、働きバチのジェミー・シェルダンにいたっては出張から帰ってきても子供たちに「え、行ってたの?」などと言われる始末で、完全に家庭のなかでは浮き上がった存在になってしまっている。 
 こうして誰もが満たされないままに、そこを抜け出すための答えも見つけられずにいるといった寒々しい風景が展開されていくことになる。 
 そしてそれを象徴するかのような冷え冷えとしたアイススト−ムがやってくる。 
 まさに空気中の水分がすべて凍ってしまったかと思われるような氷の嵐である。 
 電線も木の枝も家も車も電車までもが氷柱におおわれてしまう。 
 このアイススト−ムとさらに頻繁に出てくる冷蔵庫から取り出される氷のショットが彼らの危うい状態をまさに象徴している。 
 家族崩壊の物語を冷たく凍りついた堅い氷がこなごなに壊れてしまうといったイメージをかりて表現しているのだ。 
  
 最後に立ちつくす家族の姿に果たして希望があるのか、それとも絶望しかないのか、前途はまだまだ多難であることを暗示させながら映画は終わる。 
 家族とは何か、幸せとは何か、真摯に考えさせられる作品である。 
  

 
製作:ジェイムス・シェイマス/テッド・ホープ 監督:アン・リー
原作:リック・ムーディ 脚本:ジェイムス・シェイマス
撮影:フレデリック・エルムズ 音楽:マイケイル・ダーナ
出演:ケビン・クライン/ジョアン・アレン/シガニー・ウィーバー
ジェミー・シェリダン/クリスティーナ・リッチ/イライジャ・ウッド
アダム・ハン=バード/トビー・マグアイア
 
 
 
 
 
 
 
12/11 あなたに言えなかったこと
(95スペイン/アメリカ)
 
 
  
 
 心に悩みを抱え、孤独に生きていかざるをえない現代人の不安感を、恋人に振られた女性と電話相談で悩める人達の話し相手をしている青年とのそこはかとない恋愛を通して描こうとした作品である。 
 それぞれにバラバラな悩みを抱えた人間たちがすれ違い、交錯しながら物語は進んでいくが、そのどれもがただ一瞬の儚い出会いばかりで、濃密な関係に発展していくことはない。 
 主人公ふたりの恋愛にしても同様だ。 
 そうした手応えのない人間関係ばかりを重ねることで現代人の寂しい心象風景を浮き彫りにしようとする試みは一応の成果は見せてはいるものの、もうひとつ掘り下げ方が甘いという印象で、こちらの琴線に触れるというところまではいかない。 
 ビデオを使った自己告白や、電話による悩み相談といった仕掛けが興味深かっただけにもうひとひねりあってもよかったように思うのだが。 
  
 監督はこれが2作目というスペイン出身の女性監督、イザベル・コヘット。 
 主人公のふたりにアンドリュー・マッカーシーとリリ・テイラーが扮しているが、青春映画の常連であるアンドリュー・マッカーシーもそろそろ薹が立ちはじめてきたようだ。 
 ジョン・カサベテスの映画でお馴染みのシーモア・カッセルが顔をみせているが、残念ながらもうひとつ生かし切れていない。 
  
 
製作:エディー・サエタ/カルボ・フィルムズ 監督・脚本:イザベル・コヘット
撮影:テレサ・メディーナ 音楽:アルフォンソ・ヴィラロンガ 編集:キャサリン・インフォフ
出演:リリ・テイラー/アンドリュー・マッカーシー/シーモア・カッセル
アレクシス・アークェット/レスリー・マン/リチャード・エドソン
 
 
 
 
 
 
 
12/12 34丁目の奇蹟
(47アメリカ)
 
 
 
  
 この作品とフランク・キャプラの「素晴らしき哉、人生」は毎年クリスマスが近づくとアメリカでは必ずテレビで放映されるというクリスマスの定番のような映画になっている。 
 クリスマスを控えたニューヨークに現れた老人がデパートのサンタクロース役に抜擢されるが、彼が自分は本物のサンタクロースだと言い出したことから巻起こる騒動がハリウッド映画らしい楽天的なヒューマニズムで描かれる。 
 デパートの宣伝部の責任者であるモーリン・オハラの幼い娘を子役時代のナタリー・ウッドが演じており、後年のナタリー・ウッドと見分けがつかないくらいによく似ているところが面白い。 
 上の写真の中央にいるのがその時のナタリー・ウッドである。 
 1947年と云えばまだ終戦から2年という年であるが、この映画で描かれた当時のアメリカの豊かさには目を見張らされてしまう。 
  こういう豊かさが背景にあるからこそ生まれてきた物語ということがいえようか。 
  古き良き時代のヒューマンなお伽噺である。 
  

 
製作:ウィリアム・パールバーグ 監督・脚本:ジョージ・シートン
原作:バレンタイン・デイビス 音楽:シリル・J・モックリッジ
撮影:チャールズ・G・クラーク/ロイド・エイハーン
出演:エドマンド・グウェン/モーリン・オハラ/ジョン・ペイン
ナタリー・ウッド/ジーン・ロックハート/ポーター・ホール
 
 
 
 
 
 
 
12/13 ファイト・クラブ
(99アメリカ)
 
 
  
  
 「セブン」では七つの大罪をキーワードにした猟奇殺人の世界を、「ゲーム」では命がけの犯罪ゲームの世界を描いたデビッド・フィンチャー監督が今回は殴り合うことで自己解放を試みようとする男たちの異様な世界を描いている。 
 エドワード・ノートン演じるジャックは不眠症に悩む若きエリート・サラリーマンである。 
 彼は医者にかかったり、趣味の北欧家具を集めたりすることで不眠症を克服しようと試みているが、いっこうに治癒しない。 
 思い悩んだ彼は医者から聞かされた癌患者の集団セラピーに患者を装って出席し、そこで患者同士が互いに抱き合い、悩みを告白して涙を流すという治療を経験することでようやく正常な眠りが訪れるようになる。 
 そしてその快感に味をしめたジャックは様々な集団セラピーを探し出しては参加するということを繰り返すようになっていく。 
 ある時、自分と同じように各種セラピーを訪ね歩く女性がいることに気づく。 
 ヘレナ・ボナム・カーター演じるこの女性マーラは生きることを諦めたような捨て鉢なところのある女性で、自分と似た彼女の存在が次第にジャックの神経を苛立たせるようになってくる。 
 そのためにせっかく治りかけていた不眠症がまた元に戻ってしまう。 
 ジャックは思いあまって彼女に抗議を申し入れ、お互いセラピーを分け合うことで、顔をあわせないようにしようと提案する。 
 そして再び癒される世界に戻ろうとするが、いちど乱された神経が穏やかになることはない。 
 そんな苛立ちを抱えた彼の前にブラッド・ピット演ずるタイラーと名乗る男が現れる。 
 彼は独自の価値観をもった男で、世間の常識に背を向けたところで生きている。 
 そんなタイラーにジャックは急速に魅入られていき、タイラーに言われるままに不思議な殴り合いを始めることになる。 
 最初はタイラーの「オレを本気で殴れ」という言葉に戸惑っていたジャックだが、お互い真剣に殴り合ううちに今まで味わったことのない充実感を感じるようになっていく。 
 傷つけ血を流すことで味わう倒錯した暴力の魅力、それは存在の根底を揺り動かすような危険な魅力をもった世界であった。 
 ジャックはセラピー巡りを忘れて、この暴力の世界にどんどんとのめり込んでいくことになる。 
 そして次第にゲームに賛同する者たちが集まり始め、ついには「ファイト・クラブ」という名の組織ができあがる。 
 さらにふとしたことがきっかけで、マーラがふたりと関わるようになることで、3人の奇妙に入り組んだ関係が生まれるようになってくる。 
 こうして彼らの人生がダイナミックに動き始め、アナーキーな暴力とセックスの物語が加速度的に暴走していくことになるのだ。 
 後半はデビッド・フィンチャー特有のスピーディーで謎を含んだ展開へと突入し、どんどんおもしろくなっていく。 
 そして意表をつくラストへと雪崩れ込んでいくのだが、それはまさしく「セブン」や「ゲーム」で味わったのと同様のものといえよう。 
 世紀末的な危険な魅力に溢れた世界なのである。 
  
 
製作:アート・リンソン/ショーン・チャフィン/ロス・グレイソン・ベル
製作総指揮:アーノン・ミルチャン 監督:デイブッド・フィンチャー
原作:チャック・ポーラニック 脚本:ジム・ウールス 撮影:ジェフ・クローネンウェス
編集:ジェイムズ・ヘイグッド 衣装:マイケル・カプラン
音楽:ザ・ダスト・ブラザーズ プロダクション・デザイナー:アレックス・マクドウェル
出演:エドワード・ノートン/ブラッド・ピット/ヘレナ・ボナム・カーター
ミート・ローフ・/ジャレッド・レト
 
 
 
 
 
 
 
12/15 ジャンヌ・ダルク
(99アメリカ)
 
 
  
 
 リュック・ベッソン監督の前作「フィフス・エレメント」には正直言って失望させられていたので、この「ジャンヌ・ダルク」も観る前には同様の危惧を感じていたが、こちらはどうしてなかなかの力作であった。 
 「フィフス・エレメント」の未来の世界から今回はまったく逆に過去に遡っての作品づくりである。 
 よく知られた「ジャンヌ・ダルク伝説」をリュック・ベッソンなりの解釈で描いてみせたこの大作で、いちばんの見どころはやはり壮大な戦闘シーンの迫力であろう。 
 当時の戦いの記録をもとに忠実に再現した戦闘はCG多用の映像を見慣れた目には逆に新鮮に感じられる。 
 さらにジャンヌ・ダルクのファナティックな行動に煽られて兵士たちが死にものぐるいで向かっていくエネルギーにも圧倒される。 
 さすがリュック・ベッソンと思えるような映像が楽しめる。 
 ただ後半の魔女裁判のくだりになるとやはり題材が地味なだけにいささか退屈させられる。 
 ジャンヌ・ダルクの良心を擬人化したという人物にダスティン・ホフマンが扮してジャンヌ・ダルクとの間で信仰と戦いについての問答が交わされ、彼女の行動についての検証がなされるが、単にリュック・ベッソンなりの解釈が提示されたというだけで、あまり新鮮味は感じられない。 
 こうしたところにも史実に制約される歴史物の限界があるのかもしれないが。 
 だがこうした点を差し引いたとしても、この映画は十分に見るに値する力作であることには変わりがない。 
 とくにダスティン・ホフマンやジョン・マルコビッチといった名だたる名優たちに囲まれて憑かれたような演技を見せるミラ・ジョヴォヴィッチの熱演が強く印象に残る。 
 前作「フィフス・エレメント」以上の強烈な存在感を感じさせられた。 
 こうした新鮮な女優を魅力的に見せることにかけてはリュック・ベッソンはやはり優れた才能を発揮するようだ。 
  

 
製作:パトリス・ルドゥー 監督・脚本:リュック・ベッソン 脚本:アンドリュー・パーキン
撮影:ティエリー・アルボガスト 音楽:エリック・セラ 衣装:カトリーヌ・レトリエ
プロダクション・デザイナー:ユーグ・ティサンディ 編集:シルビー・ランドラ
 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ダスティン・ホフマン/ジョン・マルコヴィッチ
フェイ・ダナウェイ/パスカル・グレゴリー/ヴァンサン:カッセル
デズモント・ハリントン/チェッキー・カリョ/マチュー・カソヴィッツ
 
 
 
 
 
 
 
12/16 ブレイド
(98アメリカ)
 
 
  
  
 ウェズリー・スナイプスが人間とヴァンパイアの両方の血を持つヒーローに扮して過激なヴァンパイア狩りを繰り広げる痛快娯楽アクションである。 
 原作がマーヴェル・コミックというだけあってテンションの高いアクション・シーンがこれでもかというくらいに連打され、B級ムードがたっぷりと味わえる。 
 マーシャルアーツで鍛えたウェズリー・スナイプスが見事なカンフー・アクションを見せてくれる。 
 さらに日本刀をはじめとしたユニークな武器を使って吸血鬼をバッタバッタとなぎ倒していく展開はまさにコミック・アクションそのものだ。 
 対するヴァンパイア側の代表がこちらも純粋なヴァンパイアではなく、人間からヴァンパイアに成り上がった外様ともいうべき存在で、ヴァンパイアたちを率いて世界征服を画策する野心家である。 
 これをスティーブン・ドーフがウェズリー・スナイプスに負けない存在感で演じている。 
 そしてラストにはお決まりの両雄の壮絶な対決が用意されており、格闘技タイトルマッチのような爽快さが味わえる。 
  
 
製作総指揮:スタン・リー/アヴィ・アラド 製作:ピーター・フランクフルト/ウェズリー・スナイプス
監督:スティーブン・ノリントン 脚本:デヴィット・S・ゴイヤー
撮影:テオ・ヴァン・デ・サント 音楽:マーク・アイシャム 衣装:サンジャ・ミルコヴィック・ヘ
出演:ウェズリー・スナイプス/スティーブン・ドーフ/クリス・クリストファーソン
N’ブラッシュ・ライト/ドナル・ローグ/ウド・キアー/ティム・グニー
 
 
 
 
 
 
 
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