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2008年韓国作品。 上映時間125分。 監督/脚本: ナ・ホンジン 脚本: イ・シンホ 撮影: イ・スンジェ 音楽: キム・ジュンソク/ チェ・ヨンラク 出演: キム・ユンソク/ ハ・ジョンウ/ ソ・ヨンヒ/ チョン・インギ/ パク・ヒョジュ/ キム・ユジョン/ ク・ヌボン |
2003年から2004年にかけて、21人が殺された実在の連続殺人事件をモデルに作られた映画である。 その殺人の圧倒的なリアルさには、戦慄をおぼえてしまった。 おぞましく、思わず目を背けたくなるほどの悲惨さである。 さらにこれほどの事件であるにもかかわらず、警察の捜査が笑ってしまうほどに杜撰。 こういうことは、韓国の警察では往々にしてあることなのかもしれない。 それを強烈な皮肉として描いているのだろうが、下手をすると齟齬を来たしてしまいかねないところだ。 だが、そんなことにはお構いなく、圧倒的な力で観客をぐいぐいと映画のなかに引きずり込んでいく。 その力技は見事というほかない。 かつて刑事で、今はデリヘルを経営する主人公ジュンホの猛然とした追跡と、それをかわす犯人との攻防戦は見応えたっぷり。 先の「母なる証明」といい、この映画といい、ともに韓国映画の実力のほどを、これでもかと見せつけられた格好だ。 韓国映画恐るべし、である。<2010/5/10> |
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