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2008年日本作品。 上映時間120分。 監督/脚本: 田中誠 製作: 佐藤直樹 プロデューサー: 有重陽一/ 野間清恵/ 川上竜生 製作代表: 小餅憲一 エグゼクティブプロデューサー: 馬場清 アソシエイトプロデューサー: 山本章 脚本: 栗原裕光 撮影: 鈴木一博 美術: 新田隆之 編集: 大永昌弘 音楽: 林祐介 音楽プロデューサー: 和田亨 主題歌: ゴスペラーズ 『青い鳥』 出演: 夏帆/ ゴリ/ 石黒英雄/ 徳永えり/ 亜希子/ 岩田さゆり/ ともさかりえ/ 間寛平/ 薬師丸ひろ子/ ゴスペラーズ/ 吉川まりあ/ 山本ひかる/ 矢部裕貴子/ 粕谷佳五/ 七枝実/ 江畑浩規/ KUMAMI |
笑いあり、涙アリの青春映画の傑作。
描かれる題材は「合唱」。 地味でダサいイメージの「合唱」に情熱を燃やす高校生たちの姿が爽やかだ。 とくにヤンキー高校生たちが力の限りに歌う「15の夜」には涙が流れた。 こんな意表をつく描き方もあったのだ。 「合唱舐めてんじゃねえぞ!」「一生懸命な姿を恥ずかしいと思う奴は、一生ダセェまんまだ!」 ゴリ演じるヤンキー高校生のリーダー権藤が叫ぶ、クサいほどのセリフがダイレクトに胸に響いてくる。 それを空々しく感じさせないゴリの演技は素晴らしい。 「嫌われ松子の一生」でアレッと思わせるような存在感を見せていたが、この映画で、さらにその演技の確かさとキャラクターのおもしろさに気づかされた。 今後は貴重な存在の俳優として、独自の地位を確立していくにちがいない。 また主役の女子高校生を演じた夏帆も素晴らしい。 自意識過剰な勘違い娘を、嫌味にならず可愛く演じていて好感がもてる。 「合唱」に疑問を感じ、迷いながらも成長していく姿に、今時の高校生のリアルな姿を見たように思う。 映画を観た後は、自分もいっしょになって歌を歌い切ったような充実感を感じた。 清々しい印象を残した青春映画であった。 |
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