2002年1月26日
 
 
 
 
ekiden [駅伝]
 2000年日本作品

 
監督:浜本正機 プロデューサー:小滝祥平  
原案:飯田健三郎 脚本:遊川和彦 撮影:栢野直樹  
出演:伊藤高史/中村俊介/田中麗奈/別所哲也/小倉久寛  
近藤芳正/根津甚八/寺脇康文/羽場裕一/堀真樹   
  

 大学駅伝部のチームでともに競い合ったランナーの岬荘介と早川義彦。 
 岬は基本から外れた崩れたフォームでただがむしゃらに走るだけの平凡なランナー、片や早川は理想的なフォームで走る日本陸上界期待のランナー。 
 そんなふたりが大学最後の大会でともに快走、チームを優勝へと導く。 
 そして卒業後はそれぞれ別の道へと進んでいく。 
 岬はかつては実業団チームとして活躍したが今は廃部へと追い込まれてしまった駅伝部をもつ造船会社に就職。 
 いっぽう早川は世間の注目を浴びるなかエリート実業団チームをもつ会社に就職。 
 マラソンのオリンピック候補選手として華々しくトレーニングを開始する。 
 そんな対照的なふたりがさまざまな紆余曲折を経た後に全国駅伝大会で日本一をかけて戦うことになる。 
 いわゆるエリート・チームと落ちこぼれチームが競い合うというよくあるパターンのスポ根ものである。 
 人物造型はステレオタイプ、表現も類型的で最初は欠点ばかりが目についてしまうが、物語が進むにつれてしだいに目が離せなくなってしまう。 
 そしてついには爽やかな感動につつまれることになる。 
 スポ根ものによくある話の盛り上げ方、使い古された泣かせの手法、それらを愚直に踏襲しながらも、ここという時のツボは確実に押さえていて、見事に泣かされてしまう。 
 それは主人公、岬荘介が孤軍奮闘、ひとり駅伝部を復活させ、まわりの人間たちを変えていってしまったひたむきさ、まっすぐな姿とダブルものがある。 
 この映画もそんなひたむきな気持ちとまっすぐな心に支えられて作られているのだと思う。 
 嫌々駅伝部の部員にさせられた同僚たちが荘介に引っ張られていくうちに次第に生き生きとしていくのと同じようにわれわれ観客も元気をもらうことができる映画である。 
2002/02/19
 
 
 
  
 
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