2001年11月NO.1
 
 
TRAINING DAY
11/1 トレーニング・デイ

 
●監督:アントワーン・フークア ●脚本:デヴィッド・エアー  
●製作:ロバート・F・ニューマイヤー/ジェフリー・シルヴァー    
●製作総指揮:ブルース・バーマン/デイヴィス・グッゲンハイム 
●撮影:マウロ・フィオーレ ●音楽:マーク・マンシーナ 
●出演:デンゼル・ワシントン/イーサン・ホーク/スコット・グレン  
 エヴァ・メンデス/シャーロット・アヤナ/トム・ベレンジャー/スヌープ・ドッグ  
  
2001年アメリカ作品 


 
TOMB RAIDER
11/1 トゥームレイダー

 
●監督・脚本:サイモン・ウェスト ●脚本:パトリック・マセット/ジョン・ジンマン 
●製作:ローレンス・ゴードン/ロイド・レヴィン/コリン・ウィルソン  
●製作総指揮:ジェレミー・ヒース=スミス/スチュアート・ベアード  
●撮影:ピーター・メンジース・Jr ●音楽:ジョン・パウエル 
●出演:アンジェリーナ・ジョリー/ダニエル・クレイグ/レスリー・フィリップス  
 ジョン・ヴォイト/ノア・テイラー/リチャード・ジョンソン/ジュリアン・リンド=タット  
  
2001年アメリカ作品 


 
 
11/1 潮騒

 
●監督:西河克己 ●原作:三島由紀夫 ●脚本:須崎勝彌  
●製作:堀威夫/笹井英男 ●編集:鈴木晄   
●美術:佐谷晃能 ●撮影:萩原憲治 ●音楽:樋口雄右 
●出演:山口百恵/三浦友和/初井言栄/中村竹弥/有島一郎/津島恵子  
 花沢徳衛/青木義朗/中島久之/丹下キヨ子/田中春男     
  
1975年東宝作品 


 
 
11/6 新・夫婦善哉

 
●監督:豊田四郎 ●原作:織田作之助/上司小剣 ●脚本:八住利雄  
●製作:佐藤一郎/金原文雄 ●美術:伊藤憙朔   
●撮影:岡崎宏三 ●音楽:團伊玖磨 
●出演:森繁久彌/淡島千景/浪花千栄子/淡路恵子/山茶花究 
 八千草薫/小池朝雄/中川ゆき/田中春男/三木のり平 
 藤田まこと/若宮忠三郎/松村達雄    
1963年東宝作品 

 NHK、BS放送で放映された「新・夫婦善哉」を観る。 
 「夫婦善哉」にこうした続編があることは知らなかった。 
 前作は織田作之助の小説が原作だったが、こちらは上司小剣「鱧の皮」 が原作。 
 監督は前作同様豊田四郎、脚本も同じく八住利雄、撮影は三浦光雄から岡崎宏三に変わっているが、美術は伊藤憙朔が引き続き担当している。 
 日本映画の黄金時代を支えた錚々たるメンバーたちが顔を揃えて奥行きのある重厚な映像をつくりだしている。 
 船場の老舗問屋、カフェ、一杯飲み屋、貸間などといった旧い日本家屋がまるで美術品のような輝きを見せているのだ。 
 これらを見ていると谷崎潤一郎が書いた「陰影礼賛」とはまさにこういった世界を指すのだということに思い至るのである。 
 おそらく前作の成功にあやかって製作されたのだろうが、ふつう続編というのは日を置かずに作られるのが相場だが、この作品が製作されたのは前作から8年たった1963年のことである。 
 ただ単なる「柳の下にドジョウ」的な安易な企画というのではなく、かなり準備に時間をかけて周到に作られたということなのだろう。 
 その8年間で、監督の豊田四郎は「猫と庄造と二人のをんな」「雪国」「暗夜行路」「墨東綺譚」といった代表作を撮っており、その事実からも判るように彼のもっとも充実した時代を迎えている。 
 ということでこの作品もかなりのレベルの作品になっており、とても面白く見た。 
 とくに森繁の演技が絶品で、彼の演技も成熟期を迎えているのがよくわかる。 
 内容は森繁が淡島千景と淡路恵子演じる若い愛人の間を優柔不断に行ったり来たりするという前作と「猫と庄造と二人のをんな」を足して2で割ったようなもので、こういったダメ男を演じさせるとまさに森繁の独壇場である。 
 そのダメさ加減を見るだけでもこの映画を観る値打ちがあるというものだ。 
2001/12/20 

 
  
 
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