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●監督・製作:テイラー・ハックフォード ●脚本:トニー・ギルロイ
●製作総指揮:スティーブン・ルーサー/トニー・ギルロイ ●製作:チャールズ・マルベイユ ●撮影:スラウォミール・イドゥジアク ●音楽:ダニー・エルフマン ●出演:ラッセル・クロウ/メグ・ライアン/デイビッド・モース パメラ・リード/デイビッド・カルーソー/アンソニー・ヒールド 2000年アメリカ作品
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●監督・製作・脚本:ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
●製作総指揮:チャールズ・B・ウェスラー/トム・シュルマン ●製作:ブラッドリー・トーマス ●脚本:マイク・セローン ●撮影:マーク・アーウィン ●音楽:ピート・ヨーン/リー・スコット ●出演:ジム・キャリー/レニー・ゼルウェガー/クリス・クーパー ロバート・フォスター/リチャード・ジェンキンス/アンソニー・アンダーソン 2000年アメリカ作品
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「メリーに首ったけ」で大いに笑わせてくれたボビー&ピーター・ファレリー監督の最新作。
主演のジム・キャリーと組むのは「ジム・キャリーはMr.ダマー」以来2度目になる。 アクの強いコメディアン、ジム・キャリーと下品すれすれのギャグを連発するファレリー兄弟が今回はどんな笑いを見せてくれるのかといささか期待するものがあったが、「メリーに首ったけ」ほどの大笑いというわけにはいかなかった。 今回ジム・キャリーが演じるのは2重人格の警察官チャーリー。 底抜けに人がいいチャーリーは他人とのトラブルを避けるあまりいつも自分ひとりだけがバカをみるという男である。 そのため彼のなかではストレスがたまり続け、それが原因で心のなかにハンクという名前の人格が出来上がってしまう。 その別人格のハンクとチャーリーがひとつの肉体のなかで争いながら悪党から命を狙われる女性アイリーンを助けるという物語である。 例によってジム・キャリーが押しの強いハンクと心優しいチャーリーというふたつの個性を楽しそうに演じている。 そもそものケチのつきはじめは愛する妻が黒人の運転手と駆け落ちしたことに始まっている。 それも誰が見ても運転手の子供だとわかる3人の子供をチャーリーのもとに置き去りにしたままの駆け落ちなのである。 そんな仕打ちをうけても怒らないチャーリーの間抜けぶりを知る町の住人たちはこれでもかというぐあいに次々とチャーリーをいじめ抜く。 そんな情けないチャーリーがある日突然豹変して反撃を開始することになる。 乱暴者ハンクの登場である。 ほとんど犯罪行為といっていい反撃なのだが、いじめ抜かれるチャーリーの姿に同情的になっていただけにこの反撃は爽快である。 このあたりのギャグはファレリー兄弟の真骨頂発揮である。 それだけに続くアイリーン救出のシークエンスがいささか物足りない。 焦点がややぼやけ気味のうえにギャグもそれまでのものに比べて切れ味を欠いており、いささか退屈してしまう。 これが快調に描かれていたら「メリーに首ったけ」に肩を並べる快作になっていたにちがいない。 2001/09/11
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●監督・脚本:ドン・ルース
●製作総指揮:ボブ・オシャー/メリル・ポスター/ボブ・ウェインスタイン ●製作:スティーヴ・ゴリン/マイケル・ベスマン ●撮影:ロバート・エルスウィット ●音楽:マイケル・ダナ ●出演:ベン・アフレック/グウィネス・パルトロー/トニー・ゴールドウィン アレックス・D・リンツ/デヴィッド・ドーフマン/ジョー・モートン 2000年アメリカ作品
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