トイレット部長
1961年東宝作品

 
監督: 筧正典  製作: 金子正且  原作: 藤島茂   
脚本: 松木ひろし  撮影: 玉井正夫   
美術: 村木与四郎  音楽: 神津善行 
出演: 池部良/ 淡路恵子/ 森光子/ 久保明/ 藤木悠   
 浜美枝/ 沢村貞子/ 島津雅彦/ 宮田羊容/ 桂小金治   
 松村達雄/ 丘寵児/ 十朱久雄/ 塩沢とき/ 土屋詩朗  

  国鉄で鉄道トイレの設備改善に努め、その熱心さから「トイレット部長」と呼ばれた著書が書いた体験記をもとに映画化した作品。 
 いかに快適なトイレを作り出そうかと日々奮戦する主人公に池辺良が扮しているが、題材がトイレということもあって二枚目俳優の彼が生真面目に演じれば演じるほど面白おかしくなるというパラドックスがこの映画の持ち味になっている。 
 映画の冒頭で、原始時代から現代までのトイレの歴史を池辺良がそれぞれの時代の人物に扮して紹介するくだりがあるが、ドラマの主要な部分はほとんど憶えていないものの、その場面の面白さがいちばん印象に残ったようで、今でもよく憶えている。 
 トイレ(便所)といえばすぐに川島雄三作品を思い浮かべるが、あちらは添景としてのトイレであるが、この映画は全面トイレだらけで、トイレが主役ともいうべき映画である。 
 だがそれでいてけっして下品に落ちず、しゃれたサラリーマン喜劇になっているところは、やはりサラリーマンものを得意とする東宝映画の伝統のなせるところだろうか。 
 異色の喜劇映画である。
 
 
   
 
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