2011年4月10日
 
 
津軽百年食堂
 
 
2011年日本作品。  上映時間106分。 監督/脚本: 大森一樹 製作: 二村慈哉 プロデューサー: 林哲次/森重晃/深澤義啓 エグゼクティブプロデューサー: 本田武市/重村博文/柳田和久/飯島高尚 製作総指揮: 川阪実由貴 原作: 森沢明夫 『津軽百年食堂』(小学館刊) 脚本: 青柳祐美子 撮影: 松本ヨシユキ 美術: 丸尾知行 編集: 宇賀神雅裕 音楽: 坂本サトル テーマソング: THE BOOM 『暁月夜 〜あかつきづくよ〜』 出演: 藤森慎吾/中田敦彦/福田沙紀/ちすん/藤吉久美子/早織 トヨ/前田倫良/永岡佑/秋本博子/春日井静奈/大杉漣/かとうかず子/野村宏伸/手塚理美/伊武雅刀
 
 この映画は昨年の今頃、弘前市で約3週間にわたる長期ロケを行った映画である。
また延べ600人余の弘前市民が、エキストラとして参加した映画でもある。
原作は森沢明夫、津軽にある100年以上続く大衆食堂10数店を取材して書かれたという小説である。
監督は大森一樹、出演は藤森慎吾、中田敦彦(以上オリエンタルラジオ)、福田沙紀、伊武雅人。
3代続いた大衆食堂を舞台に、3代目の父親と4代目を継ぐかどうか悩む息子との親子の確執を描いた物語である。
内容はごくありふれたもので、取り立ててどうということもなかったが、それよりもなによりも長期ロケを行った弘前の風景がどのように描かれているのかということに強く興味をひかれた。
まず桜が満開の弘前公園(西堀の遊覧ボート、桜のトンネル)、モデルとなった大衆食堂「三忠食堂」の本店、そしてその「三忠食堂」が毎年さくら祭りに出店する仮設の店舗、さらには市内各所の風景、思い出すままに書き出してみると「三上ビル」「北奥舎(田中屋)」「旧弘前偕行社」「中三デパート」「弘前中央病院」「弘前市斎場」「JR弘前駅」「矢川写真館」「フォルトーナ」「吉野町緑地公園」「船沢公民館」そして黒石市の「鳴海酒造」さらには八戸の「蕪島」など、見知った風景がつぎつぎと登場してくる。
ああ、あれはどこそこだ、そしてこちらはどこだ、といった風に、ロケ地当てをしながら観るという面白さがあった。
見ているだけで、弘前観光のアウトラインが楽しめる。
そしてあらためて弘前の町のよさに気づかされたのであった。
弘前を訪れたことのない人が観れば、機会があればいちどは訪れてみたいという気持ちにさせる映画でもあると思う。
おそらく新幹線が新青森駅まで開通したことを視野に入れた映画化でもあったのだろう。
また弘前城築城400年祭の事業の一環といった意味合いもあったのかもしれない。
いずれにしても弘前のよさを味わえる観光的な映画という意味では、なかなか興味深い映画ではあった。
<2011/5/5>

 
 
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