2010年4月22日
 
 
風が強く吹いている
 
 
 
2009年日本作品。  上映時間133分。 監督/脚本: 大森寿美男  企画/製作: 鈴木光  プロデューサー: 坂本忠久  原作: 三浦しをん  撮影: 佐光朗  美術: 小澤秀高  編集: 田中愼二  音楽: 千住明   出演: 小出恵介 / 林遣都/ 中村優一/ 川村陽介/ ダンテ・カーヴァー/ 橋本淳/ 森廉/ 内野謙太/ 斉藤慶太/ 斉藤祥太/ 高橋ひとみ/ 近藤芳正/  寺脇康文/ 鈴木京香/ 水沢エレナ/ 五十嵐隼士/ 渡辺大/ 津川雅彦/声の出演: 和久井映見 
 
直木賞作家、三浦しをん原作の映画化作品。 
部員たった10人の弱小陸上部が箱根駅伝を目指すという物語。 
陸上競技経験者がたったふたりだけという寄せ集めのチーム、箱根なんて夢のまた夢と部員の誰もが思っているが、ただひとりチームリーダーのハイジだけは、出場できると固く信じている。 
その強引とも思えるリーダーシップに引きずられ、階段をひとつひとつ登っていくように、問題をつぎつぎとクリアしていくうちに、ひょっとして実現可能かもしれないという空気が、部員たちの間に芽生えてくる。 
そして最後に、とうとう箱根出場が現実のものになる。 
そこから始まる箱根駅伝のレースが、この映画最大の見どころ。 
3万人のエキストラを集めたというだけあって、本番さながらのリアルな映像が楽しめる。 
そのなかで次々と繰り広げられるドラマが感動を呼ぶ。 

主役の天才ランナー、カケルを演じた林遣都とチームリーダーの小出恵介が爽やかな印象を残す。 
ともにこの映画のために、かなりのトレーニングを積んだことが窺われる。 
その引き締まった身体は、まさにランナーに相応しい。 
とくに林遣都のランニングフォームの美しさには、目を奪われた。 
天才ランナーという設定が頷ける走りであった。 

「黒い家」「39 刑法第三十九条」「次郎長三国志」などのシナリオライターである大森寿美男の初監督作品。 
スポーツ映画のもつ爽やかな要素を、うまく生かした映画作りで、初監督のプレッシャーをはね返し、誰もが楽しめる秀作を作り出した。 
部員たちの手から手へと、つぎつぎと渡されていくタスキに込められた熱い想いが、観ているこちらにも確実に伝わってきた。


 
 
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