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2007年日本作品。 上映時間130分。 監督/脚本: 磯村一路 「僕は泣いちっち」/ 七字幸久 「これが青春だ」/ タナカ・T 「小指の想い出」/ 片岡英子 「ラブユー東京」/ 三原光尋 「女のみち」/ 水谷俊之 「ざんげの値打ちもない」/ 蛭子能収 「いとしのマックス」/ 宮島竜治 「乙女のワルツ」/ 矢口史靖 「逢いたくて逢いたくて」/ おさだたつや 「みんな夢の中」/ 山口晃二 「東京ラプソディ」 製作: 桝井省志 プロデューサー: 佐々木芳野/ 堀川慎太郎/ 土本貴生 企画: 沼田宏樹/ 迫田真司/ 山川雅彦 原案: 赤松陽構造 (ED) 撮影: 小川真司/ 永森芳伸/ 斉藤幸一/ 池内義浩/ 栢野直樹/ 長田勇市/ 芦澤明子/ 志賀葉一/ 柴主高秀/ 釘宮慎治 美術: 新田隆之/ 池谷仙克 編集: 宮島竜治/ 菊池純一/ 森下博昭/ 小林由加子/ 村上雅樹/音楽: 林祐介/ マーティ・フリードマン/ 荒木将器/ 松田“ari”幸一 音楽プロデューサー: 和田亨 出演: 青木崇高/伴杏里/六平直政 / 下元史朗 「僕は泣いちっち」/ 松尾諭/ 加藤理恵/ 池田貴美子/ 徳井優/ 田中要次 「これが青春だ」/ 大杉漣/ 高松いく/ 中山卓也 「小指の想い出」/ 正名僕蔵/ 本田大輔/ 千崎若菜 「ラブユー東京」/ 宮史郎 / 久野雅弘 / 板谷由夏 「女のみち」/ 余貴美子/ 山路和弘/ 吉高由里子/ 山根和馬 「ざんげの値打ちもない」/ 武田真治/ 久保麻衣子/ インリン・オブ・ジョイトイ/ 矢沢心/ 希和/ 長井秀和 「いとしのマックス」/ マモル・マヌー/ 内田朝陽/ 高橋真唯/ 山下敦弘/ エディ藩/ 鈴木ヒロミツ/ 梅沢昌代 「乙女のワルツ」/ 妻夫木聡 / 伊藤歩/ ベンガル/ 江口のりこ/ 堺沢隆史/ 寺部智英/ 小林トシ江 「逢いたくて逢いたくて」/ 高橋惠子/ 烏丸せつこ/ 松金よね子/ キムラ緑子/ 本田博太郎/ 田山涼成/ 北見敏之/ 村松利史 「みんな夢の中」/ 瀬戸朝香/ 田口浩正 「東京ラプソディ」 |
昭和20年代から40年代にかけて流行った歌謡曲にのせて描かれるオムニバス映画。
取り上げられた曲は「僕は泣いちっち」(昭和34年、歌:守屋浩)、「これが青春だ」(昭和41年、歌:布施明)、「小指の想い出」(昭和42年、歌:伊東ゆかり)、「ラブユー東京」(昭和41年、歌:黒沢明とロスプリモス)、「女のみち」(昭和47年、歌:宮史郎)、「ざんげの値打ちもない」(昭和45年、歌:北原ミレイ)、「いとしのマックス」(昭和42年、歌:荒木一郎)、「乙女のワルツ」(昭和50年、歌:伊藤咲子)、「逢いたくて逢いたくて」(昭和41年、歌:園まり)、「みんな夢の中」(昭和44年、歌:高田恭子)の10曲、これにオープニングの「ダンシング・セブンティーン」(歌:オックス)とエンディングの「東京ラプソディ」(歌:渥美二郎)を加えた計12曲が画面に流れる。 団塊の世代の私にとっては、どの曲も青春とともにあった曲ばかりで、懐かしく、それだけで心楽しくなってくる。 その12曲を12人の監督たちがそれぞれの発想でシナリオ化、監督をしているが、これが初監督という人が数人もいるということもあって、内容的に多少ばらつきがあるのは、仕方のないところだろう。 ただし、どれも10分前後の短編ばかりで、気楽に見ることができるので、出来のよさ、悪さに関係なく、そこそこに楽しめる。 なかでも気に入ったのは第五話「女のみち」、第七話「いとしのマックス」、第九話「逢いたくて逢いたくて」の3本である。 「女のみち」では歌手の宮史郎自身が出演してやくざを怪演、ラストでは風呂屋の脱衣場で「女のみち」を熱唱してくれる。
<2008/06/11 マイBlogより>
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