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1933年アメリカ作品。 上映時間74分。 監督: ローウェル・シャーマン 原作: ゾー・エイキンス 脚本: ハワード・J・グリーン 撮影: バート・グレノン 音楽: マックス・スタイナー 出演: キャサリン・ヘプバーン/ ダグラス・フェアバンクス・Jr/ アドルフ・マンジュー/ メアリー・ダンカン/ C・オーブリー・スミス/ ジョン・ピーター・リッチモンド |
オスカー受賞4回という大記録をもつ女優キャサリン・ヘプバーンがオスカーを初受賞した作品がこの「勝利の朝」である。
当時彼女は36歳、映画出演3作目にしての快挙であった。 ちなみに後のオスカー受賞作品は67年の「招かれざる客」、翌年の「冬のライオン」、そして81年の「黄昏」である。 なおオスカーを4回受賞した俳優はキャサリン・ヘプバーンただひとりである。 映画はブロードウェイの女優を夢見てニューヨークにやてきた女性が紆余曲折を経た後に、主演女優のチャンスをつかみ、見事花開かせるという物語である。 彼女自身の未来を予見させるような内容で、この映画をスタートにキャリアを積み上げてきたことを思うと、とても象徴的な作品といえよう。 それだけにラストの女優としての決意表明がより感動的に迫ってくるのである。 <2008/05/21>
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