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2007年アメリカ作品。 上映時間104分。 監督: マーク・ローレンス 製作: マーティン・シェイファー/ リズ・グロッツァー 製作総指揮: ナンシー・ジュヴォネン/ ハル・ギャバ/ ブルース・バーマン 撮影: ハビエル・ペレス・グロベット プロダクションデザイン: ジェーン・マスキー 衣装デザイン: スーザン・ライアル 編集: スーザン・E・モース 音楽: アダム・シュレシンジャー 出演: ヒュー・グラント/ ドリュー・バリモア/ ブラッド・ギャレット/ クリステン・ジョンストン/ キャンベル・スコット/ ヘイリー・ベネット |
今や落ち目の元ポップスターと、男に振られた作家志望の女性が、アイドルスターから依頼されたラブソングを悪戦苦闘の末に完成させるまでを描いたラブコメディー。
主演はヒュー・グラントとドリュー・バリモア。ともにラブコメ出演の常連であるにも関わらず、これが初の共演である。 ドリュー・バリモアの可愛さとヒュー・グラントの軽妙さがうまくブレンドされて楽しめる映画に仕上がっている。 とくにヒュー・グラント演じる元ポップスターのおかしさは特筆ものだ。 人気が凋落して過去のスターになってしまった彼のもとに出演依頼はなく、たまに入ってくる仕事といったら遊園地でのイベントといった程度の仕事ばかり。 マネージャー相手に自虐的なセリフを連発するところは、いつものヒュー・グラント・ペース。 イギリス流の気の利いたブラックユーモア連発がいい味付けになっている。 そうやってボヤキながらもいったんステージに立つと、かつてのファンであるおばさんたち相手に、お得意の腰振りを見せるといったサービス精神を発揮するところは、落ちぶれたといってもやはりプロである。 そんなダメ男ぶりをヒュー・グラントははつらつと演じている。 ヒュー・グラント・ファンにはたまらないキャラクターだろう。 さらに見せてくれるのは彼の見事なピアノの弾き語り。 『ラブ・アクチュアリー』 でも美声をほんの少しだけ披露してくれたが、今回は弾けなかったピアノを猛特訓、ステキな弾き語りをたっぷりと披露してくれる。 そしておまけとしてトップシーンでは栄光の80年代ステージを当時の髪型や衣装に身を固めて再現してくれるのである。 そのノリのよさと、おかしさだけでも十分この映画を見る値打ちがあるだろう。 <2007/10/9>
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