ベスト・オブ・パニック
 
 
 
 
  
  キング・コング 33米 KING KONG 
  
 製作総指揮 デビッド・O・セルズニック 
 製作・監督 メリアン・C・クーパー 
   アーネスト・B・シェードサック 
 出演 フェイ・レイ/ロバート・アームストRング 
   フランク・ライチャー 


 
 
 
  
 
 
  63米  THE BIRDS 
  
 製作・監督 アルフレッド・ヒッチコック 
 原作 ダフネ・デュ・モーリア 脚本 エヴァン・ハンター 
 撮影 ロバート・バークス 音楽 バーナード・ハーマン 
 出演 ティッピ・ヘドレン/ロッド・テーラー/ジェシカ・タンディ 
  


 
 
 
 
 
 
 激突 71米 DUEL 
  
 製作 ジョージ・エクスタイン 
 監督 スティーブン・スピルバーグ 
 原作・脚本 リチャード・マシスン 撮影 ジャック・マータ 
 音楽 ビリー・ゴールデンバーグ 
 出演 デニス・ウィーバー/ティム・ハーバート  




 アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ 
 
 
 
 
 
 
 
 ポセイドン・アドベンチャー  72米 
    THE POSEIDON ADVENTURE 
  
 製作 アーウィン・アレン 監督 ロナルド・ニーム 
 原作 ポール・ギャリコ 脚本 スターリング・シルフォント 
 撮影 ハロルド・スタイン 音楽 ジョン・ウィリアムズ 
 出演 ジーン・ハックマン/アーネスト・ボーグナイン/シェリー・ウインタース 
 


 大津波によって転覆させられた豪華客船からの脱出を描いたパニック映画の傑作である。 
 船は辛うじて沈没を免れたものの、上下逆さまになり、いつ沈んでもおかしくないという状況の中、生き残った乗客たちが船底めがけて必死の脱出を試みる。 
 グループのリーダーはジーン・ハックマン演じる若き牧師、「祈るだけではだめだ。生は自分の手で掴みとれ。」と説く行動派の牧師である。 
 彼が強力なリーダーシップを発揮しながら、次々と降りかかる火と水による危機に挑んでいくが、その度にひとりまたひとりと犠牲者が増えていく。 
 果たして脱出することはできるのか、そして誰が生き残ることができるのか、予測不能の脱出劇がスリルたっぷりに描かれていく。 
 グループには子供から老人までさまざまな人たちがいるが、なかでも印象に残るのはアーネスト・ボーグナイン演じる刑事とシェリー・ウインタース演じる中年女性のふたりである。 
 アーネスト・ボーグナインは、ジーン・ハックマンとはそりが合わず、困難な状況に遭遇する度にことごとく意見が対立、自分の主張を曲げない男を演じている。 
 たたき上げの刑事らしい頑固さでジーンハックマンと対立する構図は状況の厳しさを、いやが上にも盛り上げていく。 
 またシェリー・ウインタース演じる中年女性の場合は、太った身体を持て余し、足手まといになりながらも、ある危機に直面した時、若い頃に水泳の選手として活躍したことがあるという特技を生かして全員の危機を救うのである。 
 その意外性に驚かされると同時に、印象に残るクライマックスになっている。 
 普段は見えない人間の弱さや強さといったものが強烈にあぶりだされてくるのがパニック映画のおもしろさだが、この「ポセイドン・アドベンチャー」にはその面白さがたっぷりと詰まっているのである。 
<2007/12/28>




 アカデミー特撮賞、主題歌賞 
 
 
 
 
 
 
 
 ジョーズ 75米  JAWS 
  
 製作 リチャード・D・ザナック/デビッド・ブラウン 
 監督 スティーブン・スピルバーグ 
 原作・脚本 ピーター・ベンチュリー 
 脚本 カール・ゴットリーブ 撮影 ビル・バトラー 
 音楽 ジョン・ウィリアムズ 美術 ジョー・アルベス 
 出演 リタY−ド・ドレイファス/ロイ・シャイダー/ロバート・ショウ 




 アカデミー作曲賞、サウンド賞、編集賞 
 
 
  
 
 
 
 
 カサンドラ・クロス 76英 
 THE CASSANDRA CROSSING 
  
 製作 カルロ・ポンティ 監督・脚本 ジョージ・P・コスマトス 
 脚本 トム・マンキーウィッツ/ロバート・カッツ 
 撮影 エンニオ・グァルニエリ 
 音楽 ジェリー・ゴールドスミス 
 出演 バート・ランカスター/リチャード・ハリス 
  ソフィア・ローレン/エヴァ・ガードナー/イングリッド・チューリン/アリダ・ヴァリ 


 
 
 
 
 
 
 パニック・イン・スタジアム 76米 TWO-MINUTE WARNING 
  
 製作 エドワード・S・フェルドマン 監督 ラリー・ピアース 
 原作 ジョージ・ラ・フォンテイン 脚本 エドワード・ヒューム 
 ■音楽 チャールズ・フォックス 
 出演 チャールトン・ヘストン/ジョン・カサベテス 
       ボー・ブリッジス/ジーナ・ローランズ 
   

 
 10万人の観衆で埋め尽くされたプロフットボールのスタジアムに突然現れたライフル魔。 
 だが観客のほとんどはまだその事実を知らず、白熱した試合に興奮するばかりである。 
 そうしたなか市警察と特別狙撃隊SWATによるテロ対策が着々と進められていく。 
 だがその対策をあざ笑うかのようについに犯人による無差別テロが開始される。 
 ひとり、またひとりと倒れる観客。ようやく事件に気づいた観客たちは我先に逃げ出そうと出口に殺到する。 
 こうしてスタジアムは蜂の巣をつついたようなパニックに陥ってしまうのだ。 
  
 まったく正体不明の犯人による無差別テロの恐怖。そしてそれを阻止しようとする警察とSWATの対策。 両者の行動が克明に描かれいくことで緊迫の度合いがしだいに高まっていく。 
 なんの要求もせずに無差別にライフルを撃ち続ける犯人の姿が不気味だ。 
 そのことでなんの手がかりも掴めないまま次第に追いつめられていく対策班。 
 そしてその緊張が観客のパニックによっていっきに爆発することになる。 
 アメリカではしばしば見られる銃乱射事件を大勢の観客であふれるスタジアムを舞台に描いたところが新鮮かつショッキングであった。 
 いつ起きても不思議ではないという側面があるだけにリアルな迫力を感じさせられる映画であった。 
 


 
 
 
 
 
  
 クリムゾン・タイド 95米 CRIMSON TIDE 
  
 製作総指揮 ビル・アンガー/ルーカス・フォスター 
  マイク・モーダー 監督 トニー・スコット 
 製作 ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー 
 原案 リチャード・P・ヘンリック 
 原案・脚本 マイケル・シーファー 
 撮影 ダリウス・ウォルスキー 音楽 ハンス・ジマー 
 出演 デンゼル・ワシントン/ジーン・ハックマン/ジョージ・ズンサ 
   ヴィゴ・モーテンセン/マット・クレイヴン 


 潜水艦を舞台に艦長と副艦長が核ミサイルを発射すべきかどうかを巡って争う軍事スリラー。 
 頑固一徹の艦長をジーン・ハックマン、沈着冷静な正義感の副艦長をデンゼル・ワシントンが演じているが、ふたりの人物設定を対照的なものにすることで、対立がより鮮明なものになっている。 
 艦長は長年潜水艦一筋でやってきた叩き上げの軍人で、専制君主型の人間、かたや副艦長はハーバード大出のエリートで、理知的な信念の人、この水と油のようなふたりが意見の違いはあるものの、なんとか反りを合わせながら任務を遂行している。 
 だが、ひとたび核ミサイル発射の是非を迫られると、どちらも譲らず対立する。 
 通信機能が麻痺して正確な情報が伝わらないという状況下で、どう決断を下すべきか、タイムリミットが近づく中、第3次対戦勃発に繋がる究極の選択を巡って息詰まるドラマが展開される。 
 ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントン、ふたりのオスカー俳優の火花を散らす演技合戦がこの映画の最大の見所である。 
<2005/3/21> 

 
 
 
 
 
 
 エグゼグティブ・デシジョン 96米 
 EXECUTIVE DECISION 
  
 製作総指揮 スティーブ・ベリー 製作 ジョエル・シルバー 
 監督 スチュアート・ベアード 
 脚本 ジム・トーマス/ジョン・トーマス 
 撮影 アレック・トムソン 音楽 ジェリー・ゴールドスミス 
 出演 カート・ラッセル/スティーブン・セガール 
       ジョン・エグイザモ/ハル・ベリー 


 
 
 
 
 
 
 タイタニック 98米 TITANIC 
  
 監督・脚本 ジェームス・キャメロン 
 撮影 ラッセル・カーペンター 
 音楽 ジェームス・ホーナー 
 出演 レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット 
  




 アカデミー作品賞、監督賞、 
 
 
 
 
 
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