赤い蕾と白い花
 1966年日活作品

 
監督: 西河克己  企画: 坂上静翁  原作: 石坂洋次郎   
脚本: 池田一朗  撮影: 岩佐一泉  美術: 佐谷晃能   
編集: 鈴木晄  音楽: 池田正義 
出演: 吉永小百合/ 浜田光夫/ 金子信雄/ 高峰三枝子 
 北林谷栄/ 安田千永子/ 武智豊子/ 福田トヨ 
 堀恭子/ 相馬幸子/ 早川名美 / 佐川明子 
 左卜全/ 千代侑子/ 金井克予/ 葵真木子 
 光沢でんすけ/ 紀原土耕 

  石坂洋次郎原作の小説「寒い朝」を映画化した作品。 
 高校三年のクラスメートである吉永小百合と浜田光夫はともに片親同士、そこで彼らの父親と母親を再婚させようとふたりで画策、その顛末を描いた青春映画。 
 「キューポラのある町」に続いて作られた吉永小百合と浜田光夫コンビの映画である。 
 また監督の西河克己とは、前年の「草を刈る娘」に続いての顔合わせになる。 
 彼は以後、吉永主演で「若い人」、「青い山脈」、「伊豆の踊子」といった作品を、さらに後には山口百恵、三浦友和コンビで「伊豆の踊子」、「絶唱」、「潮騒」といった映画を撮っており、「リメイク映画の帝王」として名高い監督である。 
 この映画では吉永小百合が主題歌「寒い朝」を歌っているが、これが彼女の歌手デビューになる。 
 マヒナスターズをバックに従えたこの歌は映画以上にヒット、後の「いつでも夢を」とともに彼女の数少ない代表曲のひとつになっている。 
<2007/07/17>

 
   
 
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